受験数学日記#6 東京大学(2016)第4問を解いてみました

     受験数学日記#6

 

 今回は2016年東京大学の第4問を解いてみましたので、解答を紹介させていただきます。この問題は天下の東京大学の問題ということもあり、やはり解きごたえがありました。しかし、東京大学の問題の中では比較的簡単な方なんだろうなと感じました。具体的には、(1)と(2)の難易度が低く、(3)は標準レベルだと思います。個人的に整数分野の問題は難しくしようと思えばどれだけでも難しくできるような分野だと思っていて、東京大学京都大学一橋大学あたりの整数問題のレベルは非常に高くなっているので解いていて楽しいです(*解けるかは別として(笑))。

 

問題↓

f:id:iroirodaigaku387:20220321182405j:plain

解答↓

f:id:iroirodaigaku387:20220321182421j:plain

(1)と(2)を上手く利用することで、(3)を解けるようになっている良い問題だと感じました。東大・京大・一橋の整数問題は、具体的な値を代入してみて、ある程度予想を立ててから解いてみると解きやすくなると思います。

 

 

 筆者 tianzhongshouzou1@gmail.com

受験数学日記#5 九州大学(2016)第2問を解いてみた

     受験数学日記#5

 

 

 今回は2016年九州大学の第2問を解いたので解答を紹介させていただきます。今回の問題は平面図形の問題であり、難易度としては二次試験標準レベルだと思います。平面図形の問題はひらめき要素が含まれる場合が多いので個人的にはあまり得意ではないのですが、今回の問題はひらめき要素は少なかったように感じました。ただ、全体として簡単という印象はなく、解きごたえがあるあたり、流石旧帝の一つ九州大だと感じさせられました。共通テストの平面図形範囲でも頻出のチェバ・メネラウスの定理はおろそかにされがちな気がするのでしっかり確認しておきたいですね。

 

問題↓

f:id:iroirodaigaku387:20220320205951j:plain

解答↓

f:id:iroirodaigaku387:20220320210005j:plain

 

チェバ・メネラウスの定理の練習問題として解いてみるといいかもしれません。

 

筆者 tianzhongshouzou1@gmail.com

 

 

受験数学日記#4 新潟大学(2016)第3問を解いてみました

     受験数学日記#4 

 

 

 今回は2016年新潟大学の第3問を解きましたので、紹介させていただきます。今回も引き続き、確率の問題を解きました。問題設定自体はとてもわかりやすく、問題内容も二次試験の問題としてはかなり解きやすいレベルに感じました。ただ、余事象を使って解いていかないと計算がかなり煩雑になってしまうため、実際の試験の際には、受験生は計算に時間を取られてしまったと考えられます。やはり確率の問題を解くうえで、場合分けや余事象を正確かつ素早くできるかということが大事になってくると感じさせる問題でした。

 

 

問題↓

f:id:iroirodaigaku387:20220320184055j:plain

解答↓

f:id:iroirodaigaku387:20220320184112j:plain

(1)と(2)は非常に解きやすかった印象です。(3)はこのように余事象を使って解いても割と計算が複雑だったのですが、余事象を使わず、操作が終了する回数によって、1回目から4回目までに場合分けして解く場合はそれ以上に計算が複雑になってしまうので注意が必要です。

 

筆者 tianzhongshouzou1@gmail.com

受験数学日記#3 神戸大学(2018)第2問を解いてみました

      受験数学日記#3

 

 今回は2018年神戸大の第2問を解いたので、解答を紹介したいと思います。今回の問題も前回に続き確率の問題となっています。問題内容は標準レベルの問題だと思うのですが、場合分けが多くて面倒くさいタイプの問題に感じました。二次試験特有の(1)、(2)でを使って(3)を解くというタイプだったので、うまく誘導にのれるかが実際の試験の時は重要になったと予想されます。

問題↓

f:id:iroirodaigaku387:20220320172422j:plain

解答↓

f:id:iroirodaigaku387:20220320172435j:plain

 

 私のように誘導に乗って(3)を解いた場合、解の値がx=1,2,3の場合で、3つに場合分けすることになると思うのですが、その際に重複するパターンを除いて数え上げなけらばいけないことが分かれ目になるなと感じました。

筆者 tianzhongshouzou1@gmail.com

受験数学日記#2 千葉大学(2015)第2問解いてみました

 

     受験数学日記#2

 

 

 今回は2015年千葉大の第2問を解いてみたので解答を紹介したいと思います。私自身、最近確率の問題を解くことにハマっているので、今後も確率の問題をたくさん投稿していくと思います。今回解いてみた感想としては、二次試験の確率の問題としては標準~易しいくらいのレベルに感じました。場合分けもそこまで複雑なものではなく、着実に正確に行うことがポイントだと感じました。

 

問題↓

f:id:iroirodaigaku387:20220320152329j:plain

解答↓

f:id:iroirodaigaku387:20220320152352j:plain

 

筆者 tianzhongshouzou1@gmail.com

受験数学日記#1 札幌医科大(2022)第3問解いてみました

     受験数学日記#1 

 

 本日から定期的に大学受験の数学の問題を解いていこうと思います。私はいわゆる文系の大学生ですが、国語が嫌いで数学が好きという変わったタイプの文系で、よく暇つぶし程度に数学の受験問題を解いているのでその際に作った解答をこのブログで紹介していこうと思います。

 さて、今回は札幌医科大学の前期日程の第三問を解いてみましたので紹介させていただきます。

問題↓

f:id:iroirodaigaku387:20220320002117j:plain



解答↓

f:id:iroirodaigaku387:20220320002721j:plain


筆者 tianzhongshouzou1@gmail.com

天下人 徳川家康にまつわる裏話

 天下人 徳川家康にまつわる裏話

f:id:iroirodaigaku387:20220312194151j:plain

(1543~1616)

 徳川家康(以後「家康」とする)と聞いて皆さんはどのようなことを思い浮かべるだろう。学生時代社会科目が苦手だったという方でも、豊臣秀吉の死後天下統一を果たした人物ということは思い浮かぶのではないだろうか。また、現役の学生さんや社会科目が好きであった方であれば、「泣かぬなら泣くまで待とうホトトギス」という歌や関ヶ原の戦い大御所政治方広寺鐘銘事件といった家康と関係の深いキーワードが浮かぶかもしれない。共通して言えることは、家康という人物は江戸幕府を開き、その後約260年間続く平和な世の中の礎を築いた偉大な武将及び政治家というイメージを持っているということである。

 ではどうしてこのイメージが持たれたのかというと、言わずもがな小学校~高校の教科書の影響であろう。この様な家康に対するイメージは事実であると思うが、あくまで一面にすぎないのである。教科書に載っている表の歴史だけではなく裏の歴史を見ることも歴史の面白さの一つだと思い今回記事を書くことにした。

 

[目次]

  1. 「実はイメージと真逆?!家康は短気だった?!」
  2. 「天下人はう〇こを漏らしていた?!」
  3. 「意外にも健康マニア?!」
  4. 「家康の死因は天ぷら?!」
  5.  まとめ

 

 

1.「実はイメージと真逆?!家康は短気だった?!」

 「泣かぬなら泣くまで待とうホトトギス」というこの歌は多くの方が、一度は耳にしたことがあるのではないだろうか。この歌から家康という人物は、ホトトギスがなくまで待ち続けるくらい気長な性格であったと思っている方が多いと思うが、実はそうではなかったかもしれないのである。そもそもこの歌は家康本人が詠んだものではなく、江戸時代後期に何者かが詠んだとされる詠み人知らずの狂歌であるため、家康が気長な性格であるというのははっきりとはしていない。むしろ家康は、戦場では血が上りやすく、思い通りにいかないことがあると爪を噛んだり、軍配を噛んだりしていたのである。

 

2.「天下人はう〇こを漏らしていた?!」

 

 家康の裏話の中でも特に強烈なエピソードがある。それは1573年の三方ヶ原の戦いにて敵の武田軍の策に追い込まれた際、家康が迫りくる武田軍が怖すぎるあまり、あるものを漏らしたというものである。漏らしたといって想像ついている方もいると思うが、家康はう〇こを馬上で漏らしてしまったのである。私が初めてこの話を知った時にはひっくり返りました(笑)。さらに、う〇こを漏らしたことを家臣に突っ込まれた際に家康が言ったこともまた面白いのである。家康は「う〇こではなく味噌だ」といったのである。これは流石に無理があるだろと突っ込みたくなります(笑)。

f:id:iroirodaigaku387:20220312211407j:plain

 ちなみに、上の画像は家康が三方ヶ原の戦いでう〇こを漏らした際の自分の姿を反面教師として残すために描かせた自戒の肖像画といわれています。

 

 

 

3.「意外にも健康マニア?!」

 家康には意外な一面がたくさんあるのですが、その一つに健康マニアという一面がある。栄養バランスを考えた食事や体に良い薬の使用など、健康に気を使っていたのである。天下人でありながらも、「ぜいたくな食事は月に2~3回程度でよく、それ以外は普通の食事でよい」と言っていたとも言われている。そのおかげもあってか、平均寿命50歳と言われていた当時において70歳以上まで生きていたのであった。

 

 

 

4.「家康の死因は天ぷら?!」

 偉大な家康の最期はどのようなもであったのか。そこにも実は裏話が隠れているのである。あるとき天ぷらを献上された家康は、献上された天ぷらをたくさん食べたことで腹痛を起こし寝込んでしまう。すでに高齢であった家康は寝込んだまま体調は回復せず亡くなってしまったため、家康の死因は天ぷらなのではないかともいわれている。しかしこれには諸説ある。

 

5.まとめ

 もしかすると、この記事を通して家康に対するイメージが変わったのではないだろうか。学校で教わる教科書には表の歴史のことしか書いてなく、つまらないという印象を持っているかもしれない。そんな方はぜひ、ネットや本を使って裏の歴史を調べてみるよいかもしれない。天下人家康が実は敵が怖くてう〇こを漏らしたレベルの面白い話と出会えるだろう。

 

 

 

筆者 いろいろ大学ブログ

連絡先 tianzhongshouzou1@gmail.com

 

(1789文字)