受験数学日記#13 東京大学(2015)の第1問を解きました。

     受験数学日記#13

 

 今回は2015年東京大学の第1問を解きましたので、解答を紹介させていただきます。解いてみた感想としては、とっつきにくい感じの見た目に見えますが、基本に忠実に解いていけば解けるようになっていたので、難易度としては標準レベルだと感じました。個人的にはこの問題でどのくらいの点数をもらえるかがこの年の合否を分けたのではないかなと感じました。

 

問題↓

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解答↓

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*命題Bの証明の 「最小値0をとる」→正しくは「最大値0をとる」です。

命題Aは与えられた不等式を変形して、3次関数をn≧1(nは整数)の範囲で最小値を求め、(最小値)≧0を証明することで示すことができました。

命題Bは与えられた式を変形し、実数条件(判別式D≧0)を駆使して(最大値)<0を示しています。

 

筆者 tianzhongshouzou1@gmail.com